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大豆のはなし

豆を食べなくなった日本人となってしまったような現代、その代表格、大豆の話です。

日本では昔から栄養価が高く、身体に良いとされてきた大豆、その歴史は古く、およそ2千年前の弥生時代に中国から朝鮮経由で伝わったと考えられてます。

奈良時代に中国との交流が盛んになり、味噌や醤油などの加工品とその製造方法が伝わったといわれてます。

栽培が広く始まったのは鎌倉時代以降といわれてます。その背景には仏教の布教の広がりがあり、肉食を禁止しているため、栽培が広がったようです。

時は明治6年ウィーンの万国博に日本が参加したときに、大豆を出展したことでヨーロッパの国々から評判を得て、フランス人からは「真珠のような豆」と称賛されたそうです。

ドイツでは徹底的に成分分析(この頃はまだビタミンとかは分からない時代)され、栄養価は肉類とほぼ同等であることが分かり、「畑の肉といえるもの」と公表されました。

こうしたことから、ドイツでは大豆による食料改革を図ろうと、日本から大豆を取り寄せて、栽培実験を行いましたが、残念なことにヨーロッパの土壌には、大豆栽培に必須な根瘤菌(こんりゅうきん)が無く、失敗しました。

ちなみに、アメリカでは「大地の黄金」と呼んでいるそうです。

私たちがよく食べる枝豆。実はこれも大豆で、成長過程にある若いときの豆が枝豆で、成長して鞘が枯れるくらいに成熟したのが大豆なんです。

今では品種改良をし、枝豆は専用の種子を使ってるそうです。

言うまでもなく、豆類は身体に良いです。厚生労働省の指針では1日100g以上の摂取量を目標とされてます。

昔の日本人の食生活ではないですが、豆を食べるというのは先人の知恵で、身体に良いということは分かってたんですね。

夏には枝豆や冷や奴、冬はおでんや焼き豆腐などが良いよね!

味噌汁、豆腐、納豆、煮豆、大豆もやし、枝豆、油揚げ、湯葉、豆乳、きなこ、おからなど加工品は沢山あるので、豆類をもっと食べましょう!

今では、欧米の人たちも身体に良いからと、豆腐を食べてるくらいですからね。

 

缶詰のはなし

まずは、今回の震災において被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。

私も、個人として出来ることを微力ながら協力させて頂いております。一刻も早く復興がなされることを心よりお祈りしております。

非常食に缶詰が良く用いられます。その缶詰、古くは1810年にイギリスで発明されたそうです。

1833年にはフランス人によって、缶の周りをはんだ付けしたものが考案された。この缶は熱で溶かし蓋を開けるという方法を用いたそうです。

1860年にはブリキが発明され、缶切りが登場するようになったそうです。今ではプルトップで缶切りが無くても開けられるものがでまわってますよね。

日本では、明治4年に長崎でイワシの油漬けの缶詰が試作されたとされてます。

本格的に生産されたのは、明治10年に北海道は石狩で【石狩缶詰所】が創業したことによるそうです。創業日が明治10年10月10日であったことから、10月10日は【缶詰の日】となってます。知ってましたか?

この当時、「缶詰」は「管詰」と綴られたらしいです。

「」は、日本特有の略字で、本来は水を入れる容器を意味しています。そういう意味で水を沸かす容器に「薬缶」(ヤカン)というように使われてます。

現在のように使われるようになったのには、明治期に缶詰を意味するオランダ語の《Kan》や、英語の《Can》の音に通じてることから音訳字として「」の字を当てるようになったそうです。

国語学者からは文字の伝統を無視した当て字と批判があるようですが、もうすっかり定着してますからどうしようもないでしょう。

「昨日はホテル(又は部屋等)に缶詰にされたよ!」と良く言われますが、この「缶詰」、

「やかたにつめる」~「館に詰める」のように作家さんを編集者の人が、締め切りに間に合うように、旅館等で集中的に書き上げて貰ったことから「缶詰」がたとえで使われるようになったそうです。

 

おあいそ!

寿司屋などで、「大将、おあいそして!」…なんてセリフ、大体の人は言ったことがありますよね?

実はこのセリフ、お客の立場の人が言うのはマチガイだって知ってますか?。

「おあいそ」は漢字で書くと「お愛想」。店の人の特別な心づかいやもてなし、という意味なんです。

元々、「お愛想」は、お店の人が「何のお愛想もできませんで…」と言いながら、お客さんにお勘定書を渡していた時の言葉なんですねー!

また、「お金のことを言うのはお愛想のないことですが」という意味もあります。

「おあいそ」とお客の立場の人が言うと、本来の意味からすると「この店には愛想がつきたから帰ります!」という意味になってしまうので、気をつけて下さい。

ですから、お勘定の際は、「お勘定」、「チェックして」、「お会計をお願いします」、「ごちそうさまでした」などと言いましょう!

言葉ではなく、“人差し指で×印を作る”や、“ペンで書く真似をする”などのジェスチャーでも大丈夫ですが、言葉を添えた方がベストでしょう。

そう言えば、「おあいそして!」、俺も使ってたなあ。

これからは気をつけようっと!

 

サーロインステーキ

ステーキ!美味しいよね!

私はヒレステーキよりもロース、いわゆるサーロインステーキの方が好きなんですが、

和牛は高いので国産牛で十分。

ちなみに和牛と国産牛の違いは、国産牛は輸入品種を日本で育てた牛で、輸入されてから3ヶ月以上飼育すれば、アメリカ産だろうがオーストラリア産だろうが国産牛ということになります。

和牛は、日本の在来種をもとに、交配を繰り返して改良されたもので、日本では現在、「黒毛和種」、「褐色和種」、「日本短各種」、「無角和種」と4種類があります。

最近では和牛のおいしさを外国の人たちにもうけていますが、最近まで殆どの外国人は、肉にまで脂があるんで、不健康な牛という見方をしていたんです。

で、サーロインステーキですが、俗説ではイギリスのヘンリー8世が食事にこのステーキを出された際、

余りの美味しさに、この肉はなんだ?と聞いたところロイン(腰肉)です。と答えたという。

そこで王がこの肉にサーの称号をを与えるといったことから、サーロインになったとか?

貴族の称号を与えるなんて、相当に美味しかったんですね!

 

酢のはなし

酢、今や健康に良いとされ、いろんな食し方が提案されています。

この酢、フランス語ではvinaigre(ヴィネイグル)といい、vinはワインのことで、aigreは酸っぱいことで、つまりはワインが酸っぱくなった物という言い方をします。

また、日本では、酢、酒と同じ部首を使うことからも、お酒と密接な関係であることをうかがわせます。

日本では江戸時代に、寿しが流行りだしたときに、米酢しか無く、その米酢がまた酸味が強く、何とかまろやかな酢を作り、寿しを更に流行らせたいと、試行錯誤を繰り返し、まろやかな酢を作り上げたのが、ミツカンの創業者中野又左衛門その人である。

元々は造り酒屋で、代々中野又左衛門を受け継いでいる。

酒屋で酢を作ると云うことは、酢酸が酒に移り、酒を全てダメにしてしまうので、タブーとされてきたが、酢造りに情熱を燃やし、安価でまろやかな酢は絶対に売れる!と反対を押し切り、酒をダメにして、杜氏も去り、愛想を尽かされても諦めず、酒粕から作ることを思いつき、ついにはまろやかな酢を作り上げ、これが寿しの発展を促したと云うことです。

いやはやなんとも、凄い執念です。

今や一大カンパニーであるミツカンにこんな情熱を持った当主がいたんですね。

また、この酢、その防腐効果はものすごく、スーパーなんかで良くマヨネーズを見かけますが、

常温に置いてあるのに良く腐らないと思いませんか?

卵を使ってるんですよ!

これが、酢の防腐効果なんです。凄いです。

皆さんも健康に良い酢を食しましょう!

 

花粉症?

せっかくの料理も、美味しそうな香りが分からなければ、おいしさは半減?

いや、それ以下ですよね。

今や、国民病になってしまった感がある花粉症。

私は何ともないのですが、症状が出る人は多いと思います。

春先は、憂鬱になる人が多いと思います。前回記事のレンコン、花粉症に良いらしいですよ?

で、この花粉症というアレルギーは戦前までは日本に無かったらしいんです。

戦後、物資が不足して、大量の製品がアメリカから流入してきました。

戦争中、国内の森林を大量伐採した日本は、森林も早い段階で元に戻す必要がありました。

日本の杉は成長が遅く、速く育つアメリカ杉を植林していったんですが、このアメリカ杉、

過酷な環境で育ったため、風が吹くと、子孫繁栄のために大量の花粉をまき散らすのです。

花粉症も、戦争が残した悲劇と言えるかも知れませんね!

 

レンコンのはなし

レンコン、我が家の野菜嫌いの娘もこれだけは食べる。

俺はきんぴらにしてよく食べるが、このレンコン、ビタミンCが多いんですよ。

しかも、レンコンのデンプン質がバリアになって、熱を加えてもビタミンCが壊れない。

優れた野菜なんです。

ちなみに、原産地はエジプト、もしくは中国という説もあるんですが、どっちでも良いか。

輪切りにすると穴が多数空いていることから「先を見通す」ことに通じ縁起が良いとされ、正月のおせち料理にも用いられます。

この穴は、空気の通り道なんですって、知ってました?

近年、レンコンに含まれる成分が花粉症の治療に効果があるという発表があり、注目を集めつつある野菜なんです。

ポテトチップの代わりにレンコンチップを作って、お子さんにいかがでしょうか?

さあ、皆さん、レンコンを食べましょう!

 

レタスのはなし

一頃の悪天候による野菜の高騰も落ち着き、だいぶ安くなってきました。

レタス、子供の頃は嫌いで食べなかった記憶があります。

今では好きで、レタスとトマトのピラフなんか好きですね、あとBLTサンドとかね!

レタスの歴史は古く、紀元前6世紀にペルシャ王の食卓に供せられていたと伝えられてます。

地中海沿岸から西アジアにわたって分布する野生種から現在のレタスのもとになるものが主にヨーロッパで選び出され、東西に広がっていきました。

レタスの仲間全体を、和名では「ちしゃ」とよびます。

中国から伝わり、平安時代に栽培されていた「ちしゃ」は、わたしたちが今レタスとよんでいる

ものとは異なり、下のほうの葉から掻きとって使う「掻きちしゃ」でした。

レタスにはステムレタス(茎ちしゃ、掻きちしゃなど)

コスレタス(立ちちしゃ)

リーフレタス(葉ちしゃ、サニーレタスなど)

玉レタス(玉ちしゃ)の4つの仲間があります。

玉レタスには、堅い球になるクリスプヘッド型と、ゆるい球になるバターヘッド型とがあります。
日本では前者をレタス、後者をサラダ菜とよんで区別しています。

サニーレタスはリーフレタスのひとつで、葉に縮みがあり、葉先が赤紫色のもの。昭和40年代につけられた商品名だが、今では一般名称になってます。

サニーレタスのサニーは何からとったと思いますか?

それは、当時売れて話題になっていた日産サニーからとったそうです。

カローラじゃないんですね(笑

カローラレタス・・ゴロが悪いね!

 

いくら

秋になると、私の住む札幌のスーパーでは、生の筋子が売り出されます。

それを、イクラにするのが我が家の習慣になってます。主に醤油漬けです。

一般的に、産卵期近くのサケを捕まえて腹を裂いて卵を取り出し、一粒ずつ塩漬けや、醤油漬けにしたものをイクラ。

バラバラにせずに卵巣膜に入ったまま塩漬けまたは醤油漬けにしたものを、スジコと呼びます。

イクラもスジコも元々はロシアで食べられていたもので、日本には明治時代に伝わったらしいです。

イクラはロシア語で、魚卵全般を総じてイクラと呼ぶんですが、最初に聞いた日本人が鮭の卵だけを言っていると勘違いしたのが、今でも使われているんですね。

マスの卵でも同じように作ってますが、こちらもおいしいです。

昔、新潟に行ったときに食べたのが、筋子の味噌漬け。

新潟では、タラコなんかも味噌で漬けたり、イカゴロも塩辛にしないで、味噌漬けにしたりしますが、これがまたおいしい!

たまに自分でも作りますが、おいしいです。

ちなみに、タラコもスケソウ鱈以外はタラコとは言わないらしいですね。

美味しいからといって、食べ過ぎはコレステロールと塩分過多になりますのでご注意を!

 

アルザスのワイン ミュスカ

もう20年以上前になるかな?このワインを初めて飲んだときの感動が忘れられない!

アルザスは、その昔、戦争のたびにドイツ領になったりフランス領になったりした土地柄で、今もフランスとしては一風変わった雰囲気のある地方です。

ドイツではザワークラウト(キャベツの酸っぱいやつ?)もアルザスではシュークルートと呼び名は違うが、同じもの。

ワインのボトルにしても、ドイツっぽいモーゼルワインとそっくりな細長いボトルです。

そして、ミュスカです。いわゆるマスカットですが、日本産の甘いだけのマスカットワインとは全くの別物です。

値段も手頃で、白はイマイチ好きになれない!という御仁もきっと好きになってしまうでしょう!

今でもたまに飲みますが、本当においしいです。

言葉では言い表せないのが口惜しいですが、おすすめです。

初めて口にしたときの、私の感動がきっと理解できると思います。

なんて言うのかな?とにかく、日本のマスカットワインのイメージは崩れ去り、他のフランスの白ワインとは別物!というのが理解できると思います。

通常は食前(アペリティフ)で、良く冷やして飲むのが一般的ですが、おいしいものはいつ飲んだっておいしい!と思います。

ミュスカは果実そのものの香りを楽しめる一寸珍しいタイプです。(どのぶどう品種にも個性がありますが、ワインになると、ほとんどの場合、果実そのものの香りではなく「ワインの香り」になります)。

味は辛口です。

フルーティでジューシィなだけではなく、キレのある酸味があるので、すぐに次の一口がほしくなってしまいます。

口当たりも良いので、楽しくおしゃべりしながら飲んでいるとあっという間になくなってしまうでしょう!

是非、お試しあれ!(女性にはかなり人気があるみたいですよ!)

 

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