もうすぐクリスマスですね。
そこでデザートの話。
デザートって見た目も美しく、食べて美味しく、
中に入っている材料の香りや食べた時の触感といい、五感を駆使して味わえる。
デザートもそれなりの役目を果たしていると思います。
デザートは和菓子に比べると、形といい、材料といい、多様性に満ちていると言えます。
形からみた場合、小麦粉と卵とバターをベースにして焼き上げたものとして、
ビスケット、タルト (パイ)、シュークリーム、スポンジケーキ、クレープ、マドレーヌ等があります。
次に、卵をベースにしたものでは、プディング、メレンゲ、温かいスフレ 、
ババロワ、アイスクリームやムース類があります。
また、果物を使ったものでは、フルーツポンチ、コンポート (果物のシロップ煮)、
ムースやゼリー、アイスクリームやシャーベットがある。
材料の点から見てみると、砂糖以外に使うものは、卵、乳製品では
バター、牛乳、生クリーム、チーズ、澱粉類では小麦粉、お米、そば粉、パン等が使われる。
果物もよく用いるが、苺やりんご、オレンジなどその季節の旬のもの以外に、
干したレーズンやプルーン、缶詰の洋梨やパイナップルも珍しくはない。
ナッツ類ではアーモンドやくるみ、特にアーモンドは、丸のままや粉末、
薄切り、粗切りと形を変えて頻繁に登場する。
この他に、冷たいデザートのつなぎとしてゼラチン、
香り付けには、バニラ、シナモン等のスパイス、チョコレートやコーヒー、紅茶、
ワイン、ブランデーやリキュールのアルコール類、カラメルが脇役となる。
食べる時の温度を考えた場合、常温、温かい状態のもの、冷たいものとに分類できる。
常温でいただくものはビスケットやタルト、スポンジケーキ等。
スフレは、泡立てた卵白が熱で膨らむのを利用したもので、
オーブンで表面が最も盛り上がったら間髪を入れずに供するとよい。
また、冷やしておくものでは、アイスクリーム、シャーベット、ババロワやムースがある。
このようにデザートは食材を幅広く取ることができるんです。
最も簡単なものでも3~4種類は使うので、旬の果物を生かすなどして、変化を付けて食べていれば、
より良い健康状態が保てると思います。
そしてデザートにはアルコールの解毒作用があるんです。
食事の初めに甘い物を食べると、満腹感が早く起きて食欲がなくなるが、
デザートは食事の最後に食べるので理にかなってるんですね。
だからといって食べ過ぎにはご注意を!
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